- 紺碧会・青風会研究ノート deep-blue-party@geocities.com
- 序文
- 例えば、戦前の日本。今は不景気といえども、戦後の日本の経済的繁栄を考えれば、結果論としては、戦争をやって、負けてよかったという論もあるかもしれませんが、しかし、数百万?の国内の何ら罪もない一般の人々の犠牲者、そして、数千万のアジアの犠牲者を出さなければ今日の繁栄はなかったのか?避ける方法はなかったのかと考えるわけです。
勿論、選挙などの民主的方法、漸次的改善により戦争へ向う道を変えることが出来ればそれが一番良いわけですが、当時の状況を考えれば可成り難しいことに思えます。そのような状況で、方法としては国家反逆罪・内乱罪という極刑・死刑にあたるような大罪を犯したとしても、結果的にそのような最悪の事態が回避出来、今の日本とは異なるかもしれませんが、世界に誇れる、範となれるような国・社会を形成し得たとすれば、果してその大罪は本当に悪いことでしょうか?
結果がよければ手段は正当化されるという考え方は、過去の歴史をみれば、しばしば過ちを引き起してしまいますが、そこ数名、最悪数百名の犠牲でもし抑えられたとしたら、そして、それと引替えにあの戦争によってもたらされた莫大な災厄を回避できたとすれば、やはり、それは「正しいこと」であるという思いを禁じ得ません。
- また、現在の北朝鮮において、暴力によって現政権を打倒し、その課程において、少なからぬ犠牲が出たとしても(最小限に抑える必要はありますが)、その後がよい方向に向ったとしたら、果してその行為、暴力と犠牲が伴ったとしても、誰か批判できるのでしょうか。
- 勿論、よかれと思った行為が更に悪い結果をもたらすことがままありますし、現状をより良くしようとして、革命やクーデターを起してみたら、泥沼の内戦に陥ってしまいより悪くしてしまうことも歴史的にはあったでしょうし、あり得ることではあります。だからこそ、方法とその後のビジョンについて十分に万全を尽して研究し尽す必要があるのではないかと思うのです。
- 国家百年の大義を正すためには、愛国の情から実行されたものであっても正邪を明らかにしなければならない。
- 今現在の日本において、クーデターや革命を起すことは、荒唐無稽的でありますし、良い結果をもたらすとは思いませんが、しかし、今の政治の状況、社会のあり方を見ていると、数十年のスパンであれば、あながち「妄想」などとは思えません。今後、日本、そして、世界が悪い方向に向っているのでは?というのが単なるペシミズムや杞憂であれば良いのですが。
- その前に、民主的な方法、選挙や人々による非暴力の運動によって、急激な変化や痛みや犠牲を伴うことなく、悪い方向へ向うことが回避され、より良い世の中が実現するのが最も望ましいことではあるのですが、多くの人の政治的無関心や組織票や金をを持った団体の方しか見ていない政治家が国を動かしている状況、官僚や公務員の国民への奉仕の精神を失った状況を見ると、十年、二十年後という単位で見れば、民主的な方法、いわば、体質改善や投薬といった内科的治療ではなく、痛みと危険を伴う外科的手術が必要となる事態に追込まれることがないとはいえないのでは?と思うのです。
- そのような「最悪」な方法しか救う方法がないという状況へ陥ることがないことを願い、そうならないための努力を最大限支持しますが、それでも、もし、不幸にしてその「最後の手段」以外に道がない場合の為に、この「戦争と革命の時代」と言われる20世紀を振返り、この夥しい血と苦難によって綴られた革命の歴史を検証することは、21世紀を目前に迎える今日、意味のあることではないかと思いますし、次の世紀にいきる人々への遺産となるのではないかと思います。
- 以下、実際の歴史上の出来事のみならず、仮想小説も含むこれらに纏わる様々な著作物を体系的にまとめて上げていきたいと思います。何分一個人が多忙な本業の傍らですることですし、また、テーマ事態があまりに大きすぎて個人の手に余るものですのでどこまで出来るかは判りませんが、10年ぐらいである程度の形になれば良いなと思っています。何卒、長い目で見てください。
「日本クーデター計画」より
- 我が国に、政府に当事者能力はあるのか?
なぜ、かくも我が国は、荒廃し、堕落し、溶解してしまったのか。
かような危機感を抱きながら、我々は情勢を見守り続けてきた。
日本の議会制度が、そして政治を支える官僚制度が、経済界が、マスメディアが、
事態を収拾し、国家を善導し、その統治能力を回復することを期待してきた。
だが、その期待はことごとく裏切られ、事態は悪化するばかりである。
我が国の政治、経済、社会の求心力、潜在能力は益々失われた。
政治改革の推移の中で、はっきりしたのは、日本の民主政治のもとでは、
各党派の間には、思想・政策の違いなどというものは何一つ無いということであった。
政権党の顔触れが、次々と変わりながら、日本の政治は、
一筋もずれることなく、亡国の道を歩み続けてきたかに見える。
この事は日本の戦後体制が、自ら改革し、変質する能力を持っていないことを、最終的に証明した。
我々にとって、今、明らかなのは、日本の民主主義なるものが、永遠の延期のための機関であり、
わが国において、全てを冗談事にしてしまう詐術にすぎないということである。
確かに、国外、特にアメリカからの圧力は、日本の変質を促す、一定の役割を果たしてきたし、
公平に見ても何らかの効果を上げた、とすら言っても良いかも知れない。
だが、かような「外圧」による変革、というよりも調整も、いまやとうにその限界を過ぎている。
外圧すら機能しなくなったと言うことには、複数の要因があるが、その主要なものは、
アメリカの変質と、問題の内在化である。
アメリカの変質とは、言うまでもなく冷戦の終焉によって顕著にあらわれた様相であるが、
かつて自由陣営の旗手として西側国家を従え、しばしば傲慢であり鼻持ちならない有様を示したとしても、
全体的にみて若い活力とある種の理想を抱えたアメリカの姿勢は、我が国に対して、無論ポツダム体制における
属国化というアメリカの国益追求の範疇の中ではあるにしろ、多少とも公平であり、また国益にもかなう姿勢を保っていた。
だが、冷戦終結を迎える前後から、具体的に言えばカーター政権以降の、経済的にも、社会的にも疲弊した
アメリカの対日姿勢、そして国際戦略は、これがあの大国アメリカであるのか、と疑わしむるような、
利己的かつ短絡的なものになった。
このような変化の背景には、長い冷戦を戦い抜いた事による国力の甚だしい疲弊と、社会的な荒廃があり、
そしてかような衰微が、冷戦下で経済的発展を実現した日本に対する複雑かつ厳しい感情に転化したことが
考えられる。
今日のアメリカは昔日の繁栄を表面上は取り戻したかに見えるが、我が国の経済的な苦境に対する公共、
民間を問わぬ受け止め方にほの見える愉悦に、一度負った傷の深さを改めて窺わざるを得ない。
一方で、我が国が解決しなければならない問題は、外圧といった表面的な対症療法を重ねれば重ねる程、
深刻になっていく傾向にある。
内需の拡大、産業構造の変革、行政府規制のあり方といつた問題が、何度も俎上にあげられてきたが、
かような事例に何らかの前進があればあるほど、根本的な解決から遠ざかってきた。
いずれにしろ、我が国の問題が、日米関係の枠内で解決できるというような幻想もまた捨てなければならない。
にもかかわらず、改革の必要性は、ますます拡大し、また緊急性が高いものになっている。
座視できないと言うのは内外の情勢が、急速に危機の様相を呈しているのに、我が国の、
政府、議会、諸官庁が、その危機に対して正当な対処をする能力も意思も、全くないと思わざるを得なかった。
冷戦後の国際情勢が、一時期の小康状態を脱して、本格的に流動化を始めた現在、来るべき秩序がいかなる性格を持っているか、
明確な像は結ばないまでも、漠然とは予想できるようになりつつある。
- 極めて多義的かつ不安定な世界。
かって冷戦の終焉時に、フランシス・フクヤマが「歴史の終焉」の中で凱旋をあげたような、
西欧的な民主主義によって統一された世界などいう牧歌的な代物ではない。
- ロシアの民主化などという夢物語は、もはや誰も口にすることが無く、ただただなるべく穏健かつ安定した
独裁政権が成立すること、その政権が対外的に過度の攻撃性を持たないことを、世界中の識者は祈っている有様。
- 改革開放の中国が徐々に民主化していくのではないのか、重要な国際社会の安定要因となるのではないかという期待も、
その政治的未熟、外交的倨傲、攻撃的軍拡、経済的利己主義によって、かき消された。
- 原理主義と非原理主義イスラム諸国、中国、ロシア、インドといった国々の大きな対立と連携の隙間に、
それぞれ錯綜した事情をはらんだ諸地域の対立(中東、オリエント、朝鮮半島、バルカン半島)に
欧米や我が国といった先進諸国が引きずり回される、極めて不安定な国際情勢-ハンチントン「文明の衝突」-
- 国際経済
冷戦の終焉と共に、世界経済を東西に分けていた垣根は解消され、地球人類のほぼ全てを包含する巨大市場が誕生した。
世界市場に溢れる大量の資金は、超大国通貨として最も信用度が高く普及しているドルを求め、
更に世界で最も規制が少なく、投機性が高く、つまり儲けることの出来るアメリカ市場に殺到した。
集中したふんだんな資金を使って、より熾烈となった競争のもとで、アメリカの金融機関、投資家達は、
おりからの情報革命も追い風となって、ディリバティブ取引などと呼ばれる高度かつ複雑なプログラムを
発明して、金融経済を発展させ、現在では、実需の20〜30倍といわれる巨大な資金が、世界中の市場を回遊している。
こうした金融の爆発的膨張は、アメリカ経済に未曾有の繁栄をもたらしたのと同時に、多くの弊害を見せている。
巨大な額に膨張した投機資金は、1998年のアジア危機において見られたように一国の経済政策との対決すらも
可能な規模となり、個々の国の些細な失策につけ込んで、国民経済の基盤を損ない、覆すような恣意に進んで
手を染めるようになった。かような行為は、投資家達のモラルもしくは政治信条によるものではなく、投資規模が
拡大すればするほど、激しく劇的な機会が求められるという必然性から招来されたものである。
更に、世界的ネットワークの完成と、複雑な投資システムの横行のために、
投機市場で、実際何が行われているのか、どのような効果と危険があるのかについて、
各国政府、金融当局はもとより、投資の当事者たる金融機関ですら不分明であるというような、
不透明な状況が現出した。
今や一つ一つの投資、決済をどのように行っているかはもとより、
経済の流れがどのような結果をもたらすかということが、まったく不可知かつ予測不能になっている。
1998年の、ヘッジ・ファンドの凋落を印象づけたロシア・デフォルトから引き起こされた、
各投資機関の損失、破綻にしても、個々の投資家はかなり厳密にロシアのリスクを計上し、
計算上では万一暴落した場合でも、その損失が、多額なものに上らないよう警戒をしていた。
にもかかわらず、かような大きなダメージを負ってしまった。
さらにより本質的な問題として、実需の数十倍と云うほど大きいものになってしまった金融取引が、
実需の水準とあまりにもかけ離れてしまった。
かくも膨張してしまった国際金融取引は、通常の経済モデルによる需要と供給をめぐる均衡とは無縁の水準で運動するがために、
ともすれば投資機会として、より大きく激しい偏りを求め、偏りを追求するという結果になり、世界経済の不安定さを促進する
と共に、膨張した経済体制全体の不安定さを高める方向で働いている。
かような不安定がもたらす、我が国に対する脅威、つまりは安全保障上と経済にまたがる脅威に対して、我が国政府は、
あまりにも鈍感であると同時に後手に回り、ともすれば危機を直視することをさけている。
ただ短期的にしか効果がない、更に云うならば、効果など度外視してただ世論に迎合する方策(地域振興券など)
しか呈示し得ず、特に国際的な金融秩序の再編に適応できないまま、世界的金融破綻に際会した日本の銀行、
証券会社の対応能力の欠如と、行政側の無能は、言語道断である。
更に云うまでもなく、北朝鮮の核疑惑と南進を前提とした軍事的企図、それとリンクしたロシアの武器輸出という形で現れている
反西欧的傾向、中国の軍拡と日米安保体制への挑戦、中東における原理主義の台頭などが、戦後日本の安寧を保証してきた秩序を
浸食し、いまや一触即発の緊張度で、我が国の安全体制を、より率直に言えば安全保障体制と思われてきたものを吹き飛ばそうと
している。
にもかかわらず、我が国の政治家、財界人、官僚、知識人は、かような、政治、経済、軍事上の危機に対して、
何一つ有効な対処をなしえず、愚劣な改革ごっこに明け暮れていた。
テポドンという、それ自体は児戯に類する花火の打ち上げに対して、我が国の安保、外交当局は、
いかなる責任をもって対処したのか。
いわゆるバブル経済崩壊の損害を先延ばしにし、アジア通貨危機以降に正念場を迎えた金融問題に、
いかなるイニシアチブをとったか。
さらに、より根本的に、デフレ状況のもとでの需要の収縮に対抗すべきなんらかの手を打ったのか。
財界の近視眼的養成に基づく財政政策だけではないか。
ことここに至って我々は、日本政府には、その周囲にあって国政、国家経済を支える者達には、何ら当事者能力も、意志も、
ポテンシャルもないと、判断せざるをえなくなった。彼らの統治は、この歴史ある国民国家にとって、まったく益のない
弥縫策しかもたらさず、少しでも早く彼らが退場することが、国益と社稷を保持できないと判断したならば、
心ある人々はいかなる行為をなすべきか。
率直に言って、日本政府は、国家の存続、国民の保護、果たすべき国際的責任などを実現するための権能を持っていない。
我が国の国家としての権能、つまり危機管理、安全保障、長期的戦略に関わる指導力、決断力とその責任に関わる体系を損ない、
同時に日本社会全体に蔓延している非行動、不決断、なによりも無責任を助長させ、政治家、官僚、財界人、知識人の退廃。
故に、我々は、最早、座視をやめ、現在の国家とそれに付随する体制を覆さなければならない。
既存勢力を放逐し、そのシステムを破壊することが、日本人を自任する者の責任であると、考えざるを得ない。
我々は、かような認識に基づき、経済及び安保をめぐる情勢が最悪のシナリオをたどり、国家機能が完全に停止、
あるいは崩壊が明らかになった場合、いかにしてその機能を回復するか、そして危機を克服すべきか。
超法規的処置による国政の掌握、新政府による懸案の果断、迅速な処理という、クーデターの実施及び政権の樹立。
「紺碧艦隊」より
- 海洋史観。日本は島国でかつ無資源国という地政学的特徴を持った国。そんな国が繁栄し続ける為には、なにをすべきでなにをしてはいけないのか?必要なのは武力をもって大陸に侵攻したり、艦隊決戦のための戦艦を造ったりすることではない。必要なのは平和を維持し通商路を守り、貿易によって近隣諸国と交流し、ともに繁栄することだ。
- 革命が起きても国は滅びやせん。しかしだ、アメリカと戦争するとなるとそうはいかん。
- 当分、議会は閉鎖せねばなりませんが、可能な限り総選挙を実施します。国民に対し、我々の決起の理由をよく説明し、理解を求めます。紺碧会といい青風会といい、さわやかな曇りなき五月の空にちなんだ名前だと思います。
- 午後十一時、二万五千名。作戦第一段階の目標は数カ所。その第一目標は首相官邸。直ちに、首都圏に対し戒厳令が敷かれる。
- 深夜の記者会見。さて、記者諸君には、今後とも絶大なる協力をお願いしたい。我々は、諸君の取材活動を妨害しないと約束するので、我々の真意を誤解なきよう国民に伝えていただきたい。一致団結、この未曾有の国難打開に協力していただきたい。反対論に対しては官憲の暴力的権力を以て封ずる政策には、断固反対である。記者会見は頻繁に開く。
- 勅書により正式発足した新政権。
- 民族自決政権の確立
- 海外植民地の欧米勢力からの解放
- 白人抑圧民族解放戦線結成
- わが帝国は、世界各地の非白人民族の悲惨な現状を大いに憂い、われら日本民族の命をなげうち、ここに決起することを決意した。
- 戦争も経済である。会社でいえば、垂流し状態の放漫経営である。軍事費は何ものをも産み出さない投資と同じだ。
- 組織は、高圧的な方法でも、一応は安泰になる。だが、それは一時しのぎだ。実質のない安定にすぎない。一方、現実の状況はどんどん進み、正論どおりになる。
- 年功序列型では組織は硬直化する。また、席次というのは、ペーパーテストに強い能力を意味している。記憶力のいい者に有利な制度だ。経歴にこだわらない適材適所の人事の断行。
- 小よく大を制するには、奇策を用いる他ないのだ。
- 寡をもって衆にあたるには絶対に消耗しない決戦兵器を有効に活用し、
敵戦力を漸減していくしか勝機はない。
- 減税の財源は赤字国債=借ヤ族議員・業界団体・省庁の抵抗の排除
- 共産主義の「みんなで労働をして、そこで得た財産はみんなのモノ」という理念は、国家の規模が大きくなると崩れるものなのか?
- 厳罰主義、「目には目を歯には歯を」は何故流行らないのか?
- 道徳警察
- 無作為抽出ではなく、ある程度見識を積んだ人達による陪審員制度?
- 法律を専門とする裁判官だけではなく、実社会での経験を積んだ人の参加?
- 少年犯罪に対するペナルティーの強化
- 親にあるに当たっての最低限のモラルのチェック
- 不適格な親から社会・国家?から子供を取り上げ、里親に預けるとか?
- 以前は親類縁者単位で行われていた里親等を組織的に出来ないだろうか?
- 強大な圧倒的な武力(核兵器も選択肢としてはあり?)を背景として
全世界的国家単位での、治安・警察力以上の武力・軍事力の短期間での解除
その場合武装解除を迫る勢力は一切の覇権等を求めてはならない。
「沈黙の艦隊」や宇宙艦隊でも現れなければ無理か?
- 聡明で無私で何ものにも屈しない強固な意志を持った集団があったとして
彼らが世界を指導した場合やはり全体主義で世界は暗黒になるのだろうか?
- 20世紀という人類や地球の歴史で言えば一瞬の時間に存在する僅か2つの国家、たかが国家が、今生きている人類は元より、数千年、数万年の人類の営みの蓄積や、これから数千年、数万年それ以上あるかもしれない人類の未来を吹き飛ばし無にする、地球上の全ての生き物をも絶滅させるかもしれない、地球を死の惑星にするだけの破壊兵器を一触即発の状態で作動させていることはあまりにも重大な犯罪である。これは東京裁判などの非ではなく、例え、核兵器が広島長崎以降使われれる事がなくても、絶滅させるだけの準備をしたそれ自体がこれは過去および未来の人類に対する重罪である。20世紀にいきる我々に人類の過去と未来を抹殺する権利はない。もしこういう事態に至る原因が個人に帰せられるならばその人はA級戦犯を遙かに上回る犯罪人だろう。ある組織に帰せられるのであれば人類史上最悪の団体とされるだろう。その時代に生きた人々全てに帰せられるのであれば人類の歴史の中で最悪の世代だろう。
- 例えば、銀河(宇宙)を善(意)が支配していて、高度な文明を持った善意を持った生命体があったとして、このそもそもの最初を創ったのは生命体というレベルを超えた宇宙規模の意識、これこそが本当の意味での神かも?銀河世界の知性の多様性、全く異なった文化文明を作り出すには、異なった知的生命体を発生させるのが早道?文明知的生命体の多様な種の育成を目的として、動物(猿)に遺伝子工学的に働きかけ人間を創りだし、(これが聖書等で言われるところの神が人類を創造したという表現)人類の誕生に他の星の生命体が関与して時と同じく、銀河世界という社会へのデビューの為の軌道修正(幼年期の終わり)、地球人の持つすばらしいモノをのばし、悪い部分を抑える事を目的とし、ある日世界各国の首都上空に、五大国には超大型宇宙艦、その他の国にはそれを母船とする宇宙船が現れ、即時に武装を解除しなければ首都を消滅させる、但し、一般市民が避難するための十分な時間は与えると宣告したら。地球の武器では全く歯が立たなかったら、その生命体の文明が人間の心(脳)をスキャンし新しい地球の指導者に最適な人物を選抜するための装置を持っていたら、世界の軍事費全てを世の中を良くしたり発展させる為に使えたら幸福度はアップし人類は調歩の発展をし、銀河世界の仲間入りを果たせる。これが聖書でいうところの最後の審判か?悪い心を持っているからといって抹殺する必要はないがある程度権利は制限すべきであろう。最もなっていけないのは指導者であろう。
やはりこのように外部からの介入、外圧がないと変革は出来ないのか?日本が外圧弱いのを批判する資格はない?地球人は、音楽や文学や芸術といった他の文明に誇れる良いモノを創りだしてきたが、社会や政治はあまり誇れるとは思わない。自己改革は苦手のようである。
- 子供は、他の人々、更には社会、もっと拡大すれば人類のために貢献する存在になる可能性を持っているし、災厄をもたらす可能性もある。社会が(現在に於いては国家が)意志を持って問題のある親子関係、環境に積極的に強権的にでも介入していくべきでは。
- 相手のためであるという想いだけでやるとその相手が認めてくれなかったりすると悲しくなるものだし腹が立つものだ。自分自身のためにやるという「私益の追求」も「良き形」でなされればいつの間にか「公益」につながってゆく。
- 人類、全生物・生態系を消滅させ、地球という惑星そのもの特性さえも瞬時に変えてしまうほどの質と量の核兵器、更に進んで、一発で地球を破壊してしまう反物質を利用した爆弾。全人類を死滅させかねない可能性を持つ遺伝子操作技術。一国の経済を壊滅させ世界恐慌を引き起こし、多くの責任のない(関与することの出来ない)人々を貧困に陥れる、金融取引。これらの巨大の力を有効にコントロールし暴発を防ぐ術を人類は未だ見出していない。20世紀の発展によって産み出された力は明らかに人類の管理能力を超えている。これらの災厄を避けるための管理体制・指導体制を産み出す必要がある。それは資本主義や共産主義、更には民主主義を置き換える程の抜本的な枠組みを創造する必要があるかもしれない。現状のままでは、人類の存続は「運」に任せるのみである。人類が今後生き残れるかどうかは確率論的な話で、「幸運」がどれだけもたらされるか、それ次第である。
- 富の分配、生産物の効率的な配分、先進国での行き過ぎた贅沢や便利さの追求を抑え、一部の人間への過度な富の集中を排除すれば、60億の全人類に、人間としての尊厳が守れる最低限の生活、飢えや貧困の恐れのない生活水準を与えることは出来るのではないだろうか?それ以上の豊かさは各人の努力次第として、ある程度の緩やかな富の蓄積の上限は設けるべきではないだろうか。地球上での物質的なものには限界があるので、それらの過度の集中は貧困を生む原因となるのでは?今後的にはパイの大きさの大きくなり具合(成長率)には限度があるので、誰かがたくさん取れば、残りの人の取り分は減るのではないだろうか。パイが永続的に大きくなり続ければ富の集中は行き過ぎなければ、さほど問題とはならないだろうが、今後そういうことが見込めない状況では、富の集中に上限を設けるのは理にかなったことではないだろうか。電子ネットワークの世界や宇宙は別として、地球上に土地としての未開拓のフロンティア無く、またこれ以上を開発進めれば、森林問題を見れば判るように、環境問題を引き起こし、ひいては人類の生存に影響を及ぼす事態となる。資源についても掘削技術の進歩により利用可能な資源は増えるにしても、地球という惑星の大きさは一定であり増えることはない。
日米関係
【ファーストコンタクト】
1853年黒船来航モ日本中が焼け野原になる危機モモモ数年後には黒船を国産モモモ半世紀後、戦艦大和建造。
※日本と米国との情報収集の差
幕府側;来航した米国艦隊について現在で例えれば異星人の宇宙艦隊並の知識
米国側;日本に関しての可能な限りの情報を持っていた。
日本の知識人達を利用してまとめ上げた日本に関する資料をペリーは入手済み。
「日本人は頭ごなしに脅しつければ言うことをきく」という判断に基づき日本を恫喝。
ヨ
開国。各国との不平等条約を締結。
【対立へ】
この時期はまだ、日米両国にとってお互いは毒にも薬にもならない関係。利害の対立はなし。
日本;自分自身の生き残りに必死。
米国;伝統的な孤立主義から脱皮していなかった。
ヨ
ロシア帝国との対立を深めていた20世紀初頭、日本は国の独立を守るためロシアとの戦争を決意。
だが同時に、維新で血を見、現実主義者である日本の指導部は、日本が己の実力のみによってロシアを敗北に追い込むことが不可能であると認識していた。当時の日本の国力はその程度であった。モ戦争を終結させるには仲介者が必要。モヨーロッパ列強は全て日露対決に関係していて中立ではない。モ米国はその孤立的傾向から日露対決に関係していていなかった。同時に、日本の必要な軍資金も持っていた。ヤ中国市場への進出を狙っていた米国もロシアの中国大陸への進出は容認できなかった。モ日米の利害の一致
ヨ
ポーツマス条約締結
- 日本はロシアに対して勝ちすぎ。
- 米国が市場として望んでいた中国への影響力を持ちすぎる。
ヨ
日米の利害の一致の終焉。
ポーツマス会議の途中から、アメリカの対日世論は
「強国に蹂躙されている小国」モ「白人の近代帝国を倒した油断のならないアジア国家」
という認識に変化。
ユ日本側の対応のまずさ(戦争で得た利益を他の列強に配分しなかった)によりさらに調子が強くなる
アメリカ艦隊初の世界一周航海の寄港先に日本が選ばれる。
黒船の時のように、日本をその艦隊で威嚇しようとしたが、昔のようにはいかなかった。
そこにはロシア海軍を殲滅した強大な帝国海軍が存在していたから。
【軍拡競争】
日本経済の不況からの脱出
- 現在の日本の不況は、10兆ドルいわれる膨大な貯蓄に起因する。
その金をどう使うか、どうやって消費者にその金を使わせるかが問題となっている。
つまり日本がやらねばならないのは消費者の気分を変える改革を行わなければならない。
ユ果たしてこれ以上消費は人間にとって必要なのだろうか。
1.消費税のカット
不況下にある日本では所得税を下げても、人々は浮いた金を貯蓄に回してしまうだけ。しかもドルで。
ユすでに多くのものは行き渡り、消費税を廃止しても、それは、一時的な刺激にしかならないのでは?
満腹な人に、食べ物の値段を下げても消費は増えるのだろうか?
2.土地改革
都市部では皆小さなアパートや家で暮らしている。いくらものを買ってもそれを置く場所がない。
ゆったりとした生活空間があってこそ人々はものを買いたがるようになる。
ユ家が広くなったからといってものを買うのだろうか。効果があっても一時的では?
北朝鮮問題
- 朝鮮総連の方々が送金するパチンコ・マネーが,ミサイル開発の資金の一部になったりしている限り,あの国が本気で日本に歯向かえるわけがないじゃん。キム・ジョンイルの暴走を抑止するためにも,せっせとパチンコをしよう! パチンコ業者の脱税を大目に見よう!「国防産業としてのパチンコ」なのだ!
ユホントか?
その他
- 人は自分が闘う相手の存在を認識し、少なくともその存在に名前を与えないうちは、何かと闘うなどということは出来ないものだ。あるものに名前を付けるということは、コントロール可能な範囲にそれを持ってくるということだ。呼び名のないものは、未知のものであり恐怖心をかき立てる。逆に言えば、呼び名を知っている者は力を得ることが出来る。
- 人生は山の稜線。山があり谷があり時に険しく時に穏やかでそこを歩いていく人間には途轍もなく辛い起伏の多い山でも遠くから見れば緩やかな線に見える。歩いてきた道を振り返ってみるとそういうものかもしれない。日は沈み日はまた昇る。
- 馬鹿と嘲り笑われようと、世界を変えようとする者が、世界を変える。
- 人間というものは服従を自ら求め、権力を委ね得る指導者を探しながら、自らの責任を完全に放棄したい気持ちに駆られている。
- 地球は巨大な精神病院と化してしまったのだろうか。
- 地球で100人ほどの学者グループが結成され、その人達が中心になって、地球全体の社会構造の在り方と、それに付随する教育、環境、人口問題などを解決するのに有効な手段を、科学的根拠を明らかにしつつ提示できれば、それに賛同し、支持してくれる人間の数は短期間のうちに数億人に達するだろう。
- 我々が地球の一部として、広大な宇宙に、さらには物理的宇宙を超えたものに結びつき、その原点に復帰すること以外にはこれ以上の文明の進展はあり得ない。
- 新大陸アメリカの発見によって幕を開けた現代は1969年にアメリカが月に人を送ったことによって終わった。
- 最近の小惑星・隕石落下モ人類滅亡ものの一連の映画・マスコミの特集は、核兵器の正当化、反物質爆弾の開発・宇宙軍備の推進のためのキャンペーンか?-1998.09.23-
- 知識と想像力の豊富は、かえって妄想を生み、判断を誤り、行動に勇気を欠くような結果を生じがちだ。
「落日の艦隊」に対して
- 阪神大震災について
- 歴史というものは運命のように定められた一筋の道だけではなく、その節目節目・分岐点で別の選択をすればその後の歴史も変わるものだ。とかく今の日本では誰が総理大臣・与党(指導者)になっても変わらないという考えが蔓延っていて、また、現在の不況とはいえ経済的にはある程度の水準を維持し、平和な状態であれば、政治の影響力というのは小さく、経済の動向こそが人々の生活に大きな影響を与えることも真実である。しかし、歴史の重大な文節点に於いてはその選択、誰が直接的・具体的意志決定をしているかが、その後の歴史を大きく左右するものだ。大きくとらえれば、作者はそういうことを伝えたかったのではないかという読み方を私はしてします。確かにストーリー的には、戦争冒険小説やご都合主義的
「軍靴の響き」より
- コントロールされたグループに実績をあげさせて、手をさしのべてくる他の組織と連携することによって
地下組織をあぶり出す。旧ソ連がポーランドで実際に使った効率的な方法。
- 東京の電力供給網。
蜘蛛の巣のように張り巡らされた東京の電力供給網もその源を辿っていくと
いくつかの大きな流れに集約される。
主なところ;鹿島線、中東京線、原子力線、上越幹線、群馬幹線など。
鉄道の配置と非常に似た形で東京へ集まっている。
JRが独自に持っているJR信濃川線は山手線へ電力を供給。
ほとんどの変電所は無防備。
ニューヨークの例でも分かるとおり、電力は大もとの幾つかが供給を絶てば、
あとは将棋倒しに機能が麻痺する。従って、一つ一つ力ずくで占拠していく必要もない。
都内のJR、全私鉄(地下鉄を含む)、電話、交通信号(道路機能麻痺)、都水道局の送水ポンプ
金融機関のオンラインシステム、停止。無停電装置のある大銀行だけが機能。工場操業停止。
自家発電装置のない病院は深刻な被害。
- 自衛隊の治安出動(ヘリによる輸送)
- 高校の定期検診資料のコピーが地区の自衛隊に渡されている。日本中の高校生の健康状態や体力を
自衛隊の資料として保管
- 非常災害応援規則。暴徒の鎮圧・潜入の捜索。
- 「首都ならびに各地方都市を一時的掌握下においた我々の今回の行動が、
決してクーデターなどという過激なものではないことを了解願いたい。
これは一部の売国的過激分子が外国軍隊の本土上陸を企図し、国内に破壊活動を多発させて、
その目的を遂げようとすることを未然に防止する唯一の手段なのです。
その極左勢力の動きに激憤し実力行使を計画中の一部右翼過激派団体に自重を求め、
かつ、信頼に値する中庸堅実なる大勢力がここに存在することを国民各位に認識していただくために
今回このような状況を展開したのであります。
我々は日本を自ら守るための自衛隊新国防軍であります。」
朝鮮有事
参考図書